- すいかん
- I
すいかん【吹管】吹管分析を行うための, 黄銅製で L 字形の器具。 一端(先口)を炎の中に入れ他端(口当て)から空気を吹き込む。IIすいかん【水干】(1)糊(ノリ)を用いず水張りにして干した布。(2)狩衣(カリギヌ)の一。 頸上(クビカミ)に長い二本の結紐(ユイヒモ)があり, これを結んで着用するもの。 襟を内側に折り込んで垂領(タリクビ)にも着ることができ, 裾(スソ)を袴(ハカマ)に着込めることもある。 また, 胸と袖付けに二つずつの菊綴(ト)じがつく。 下級官吏・地方武士・庶民の平服であったが, のち武家の礼服となり, 公家や元服前の少年も着用するようになった。 本来は{(1)}で作ったが, のちに絹・綾(アヤ)も用いられた。 水干の狩衣。IIIすいかん【水旱】洪水と日照り。 それによる災害。IVすいかん【水管】(1)水を通す管。(2)軟体動物で, 鰓(エラ)へ水を送り, また流出させる管。 食物の摂取や体の移動にも役立つ。Vすいかん【酔漢】酒によった男。 よっぱらい。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.